不動産価値向上コンサルティング

不動産の価値とは何でしょうか。

一つの基準としては、収益力です。所有している不動産がいくらの収益を生み出すかです。

では収益を高めるためにはどうしたらよいのでしょうか。

例えば売却したいときに、隣にある物件と仕様も収益力も全て同じでは、当然同じ金額でしか売れないでしょう。

でも、その物件が隣の物件よりも高い収益力があれば金額には違いが生じます。

同じようなマンションでも、隣は月間100万円の収益があり、自分の物件が月間150万円の収益があったとしたら、年間ではなんと600万円の差が生じます。

購入する側からすると、物件の収益力を重視する収益還元法で判断するケースが多いため、年間収益に差が出るということは、物件の価格が変わってきます。

高い収益力を得るには、建物全体のイメージアップ、居住性の向上、入居者のニーズにどれだけ対応できているかということがポイントとなりますが、例えば売却をする前に建物をリフォームして内装を綺麗にすれば、月額賃料を高めに設定でき、ひいてはそれだけ高く売れる可能性が高くなるといえます。

改善をするにしてもお金がかかるわけですが、いかに効率よく建物の価値を高めるかがポイントとなります。ただお金を掛けて大幅にリフォームをしても、お金をかけた分、もとが取れるような改善でなければ意味がありません。

「売却するのだからお金なんて掛けたくない！」

「所有するのはいいけれど、余計なお金をかけたくない！」

とお思いの方もいるでしょうが、所有する不動産の価値を高めるということは、資産を増やすということになります。